働きながらでも取りやすい介護資格|静岡での転職にも有利

 

介護の資格の中には働きながらでも挑戦できるものがあります。資格があると給料や待遇アップ、キャリアアップをめざした転職の際に役立つので、チャレンジしてみましょう。資格があることによる給料や待遇の差、働きながら取りやすい資格を紹介します。

 

 

働きながらでも取りやすい介護資格は転職に有利?

 

介護職で働く方の中には、「いずれ転職するなら、資格があったほうが有利?なくても変わらない?」など、資格の有無が気になる方もいるでしょう。

そんな方のために、介護の資格がある場合の給料や待遇、働きながらでも取りやすい資格を紹介します。

 

あわせて、転職活動の頼りになるコンサルタントの特徴も紹介するので、介護業界での転職に興味がある方は目を通してみてください。

 

介護の資格の中で、働きながらでも取りやすい資格は介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修 の2種類です。

さまざまな介護の資格の中でも初心者向けのもので、介護職未経験の方もチャレンジできます。

 

資格があると担当できる業務の幅が広がり、その分給料や待遇面に反映されるため今よりも高給・好待遇が期待できます。

現在の職場での給与アップや待遇改善に役立つだけでなく、今後さらなるキャリアアップをめざして転職を考えるとき、転職希望先へアピールできる強みになります。

 

 

 

介護資格と給料・待遇について

 

介護の仕事は資格がなくても就職・転職できますが、資格があると働くときにメリットが大きくなります。

厚生労働省が発表した介護の仕事の資格有無による平均給与の差を見てみましょう。

 

【介護資格の有無による平均給与額の比較】

資格あり全体

325,910円

介護職員初任者研修

308,960円

実務者研修

314,170円

介護支援専門員

373,610円

社会福祉士

368,520円

介護福祉士

334,510円

資格なし

278,370円

参考:令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果  第126表 p.247(厚生労働省)

 

令和3年度では、資格ありと資格なしの平均給与額で47,540円の差がありました。

さらに資格ごとに比較すると、介護職初心者からチャレンジできる介護初任者研修を取得した場合、

平均30,590円給与アップが期待できます。

実務者研修など上のランクの資格を取るほど給与額は上がり、最も平均給与額の高い介護支援専門員と資格なしの場合を比較すると、90,000円以上の差があります。

 

資格によって一部の医療行為や訪問介護を担当できるため 、仕事の幅が広がります。

できることが増えた分、給与アップや待遇改善につながるので、資格取得にチャレンジしてはいかがでしょうか。

 

働きながらでも取りやすい介護資格

 

 

介護に関する資格の中には、働きながらでもチャレンジできるものがあります。

唯一の国家資格は介護福祉士ですが、取得をめざす場合も初歩的な資格から順に取得しましょう。

 

さまざまな介護系の資格の中から、介護業界初心者も取り組みやすい資格を2種類紹介します。

 

 

介護職員初任者研修

介護初任者研修は、介護職員として働いている方、これから介護業界で働きたい方なら誰でもチャレンジできる資格です。

介護の仕事にたずさわる上で必要な最低限の知識と技術、それを実践するときの考え方の過程を身につけるためのもので、基本的な介護業務ができるようにすることが目的です。

 

研修科目は、職務の理解から始まり介護の基本やコミュニケーション技術、老化・認知症・障害などへの理解を深める内容で、合計130時間 学びます。

実施機関によっては最短1か月で修了できるところもありますが、働きながら学ぶ場合は無理なく続けられるカリキュラムを選びましょう。

介護初任者研修は通学だけでなく通信で学べる範囲が、科目ごとに決まっています。

 

負担を軽くして資格取得をめざせるため、仕事をしながらコツコツ進めましょう。

合計130時間を学び終えたあと、修了評価のために筆記試験が行われ、結果によって修了を認められます。

判定の基準は、介護初任者研修が介護の仕事の入口にあたる資格として、基本的な内容の説明・全体の概要が説明・列挙できることです。

 

参考:介護員養成研修の取扱細則について

(介護職員初任者研修・生活援助従事者研修関係)Ⅰ 介護職員初任者研修(厚生労働省)

 

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護施設で3年以上の実務を経験した人が、介護福祉士の受験するために必要な研修です。

6か月以上にわたり、合計450時間以上 の授業を受けますが、授業は昼間・夜間・通信(ただし一部面接がある)から選べるため、働きながら資格取得をめざせます。

 

介護業界初心者もチャレンジできる介護初任者研修より、取得の難易度は上がります。

しかし介護業界で3年働き、仕事に慣れてきた頃から受講できるため、授業の時間の確保ができれば仕事と資格学習の両立はしやすいはずです。

 

同じ介護施設で3年ほど働くと転職を考え始める方も増える頃で、キャリアップのための転職にも介護福祉士実務者研修はアピールポイントになります。

 

介護福祉士実務者研修の実施施設により、受講料や募集状況が異なります。

開講している施設の一覧は厚生労働省のホームページに紹介があるので、お住まいの都道府県で調べて、受けたい施設を見つけましょう。

 

以前の介護福祉士実務者研修は働きながらでは受講が難しく、介護福祉士へのチャレンジも困難な部分がありました。

平成19年の法律改正 以降は、働きながらでも研修を受けやすい環境を整備することを盛り込んでいます。

 

参考:介護福祉士実務者研修に関するよくあるご質問Q&A(近畿厚生局)

 

 

 

資格取得を支援してくれる職場はコンサルタントに相談

 

介護施設によっては働きながらの資格取得を応援してくれるところもありますが、残念ながら人手不足などの理由で難しいところもあります。

転職後もステップアップをめざすには、資格取得に理解のある施設がおすすめですが、自分ひとりでの転職活動では、理想の求人を見つけ出すことは難しいでしょう。

 

資格取得をサポートしてくれる職場の見つけ方は、プロのコンサルタントへの相談がおすすめです。

介護業界の求人情報に詳しいコンサルタントに相談すると、求める条件や転職したい方の希望に沿った職場紹介を期待できるので、働きながら資格を取りたい旨を伝えてぴったりの求人を見つけましょう。

 

そのほかにもプロのコンサルタントへ相談するメリットがあります。

・最新の転職事情を情報提供してもらえる

・自分の代わりに希望の転職先と連絡を取り、調整してくれる

・履歴書や職務経歴書の書き方アドバイス、転職相談に乗ってくれる

・費用は無料で利用できる

 

転職活動に最新の情報は不可欠で、一般公開していない求人もコンサルタントのもとにはある可能性があります。

少しでも有利で希望条件に沿った求人と出会うためにも、コンサルタントへの相談はメリットがあり、おすすめです。

 

働きながらの転職活動の場合、どうしても使える時間に制限があります。

その中で効率よく選考を受けて転職するには、代わりに転職希望先と連絡を取って面接などの時間を調整してくれるコンサルタントの存在は、頼りになります。

 

 

 

 

まとめ:介護資格取得はキャリアップにも繋がる 積極的な挑戦を

 

介護の資格は働きながらでも挑戦できるものがあるので、未経験から始めた方やこれから介護業界で働いてみたい方も検討してみてください。

介護職員初任者研修は初心者向けの資格のため、まずはここから始めてはいかがでしょうか。

 

介護系の資格があると転職の際にアピールができ、希望の職場で働ける可能性が高まります。

より理想の職場を見つけるにはプロのコンサルタントへ相談する方法がおすすめで、積極的に相談してキャリアアップが期待できる転職を成功させましょう。

 

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