介護職ボーナスの今後の傾向について

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介護職のボーナス支給額は年々上がっていますが、中にはボーナスがもらえない職場もあるとは本当でしょうか?

このページでは介護職でボーナスをもらう方法や、今後の介護業界はどうなっていくのかなどを解説します。

 

介護職のボーナス(賞与)はもらえない人がいる

 

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公益財団法人介護労働安定センター事業所調査「事業所における介護労働実態調査 結果報告書」によると、介護職で働く人の約9%がボーナスをもらっていないことがわかりました。

運営別で見ると民間企業の施設で賞与のない割合が高く、施設別では夜間のサービス提供がある特養などよりも、夜間のサービス提供がない訪問介護やデイサービスを行う施設の方がボーナスのない割合が高くなっています。

事業所の規模も賞与の有無に関連があり、20人未満の少人数で運営する施設は10%をこえる人がボーナスをもらえていませんでした。

 

労働者の資格別で見ると、国家資格に限らず初心者向けの資格である介護職員初任者研修を持つ人でもボーナスのない人の割合は低くなっています。

一方無資格の人は約13%がボーナスがないことから、資格の有無も影響するようです。

 

介護職でボーナスをもらう方法とは?

 

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毎日忙しい介護の仕事で、きちんとボーナスをもらうための方法を紹介します。

今ボーナスをもらっていない人だけでなく、これからも介護の仕事がしたい人、給料やボーナスが上がればもっとやりがいになると感じる人は目を通してみてください。

 

介護職の正規雇用・正社員を目指す

 

<就業形態別>

 

ボーナスあり

ボーナスなし

無回答

無期雇用職員

72.8%

8.7%

18.5%

有期雇用職員

63.1%

14.0%

22.9%

 

<一週間の所定労働時間別>

 

ボーナスあり

ボーナスなし

無回答

35時間以上

74.2%

9.0%

16.8%

20時間以上35時間未満

47.5%

15.3%

37.3%

20時間未満

24.1%

8.2%

67.7%

引用元:公益財団法人 介護労働安定センター 事業所調査「事業所における介護労働実態調査 結果報告書」(pdf) 資料編p135

 

就業形態と一週間の所定労働時間のデータを見ると、非正規労働者の方がボーナスをもらっていない人の割合が高くなっています。

このことからボーナスをもらえる働き方をするには、正規雇用・正社員をめざすことがひとつの方法です。

 

※正社員をめざす方法

正社員として働くには、正社員求人に応募する、または正社員登用制度のある施設でパートやアルバイトから始める方法があります。

すでに介護の現場で働いていれば、職場で正社員への道はあるか聞いてみましょう。

介護職未経験の人は、求人に正社員登用制度ありと明記しているか確認してください。

 

ちなみに「同一労働同一賃金ガイドライン」は大規模施設で2020年から、中小企業では2021年から適応され、正規雇用と非正規雇用の間に生じる不合理な待遇差をなくすよう進められています。

貢献度が同じであれば正規雇用・非正規雇用に関係なく賞与を与えることとしています。

しかしボーナスは基本給に応じて支給するため、ただボーナスがあるだけでなくしっかりともらいたいときは、やはり正社員をめざすとよいです。

 

利益の出ている介護施設に転職する

 

厚生労働省は介護職員処遇改善加算により、黒字の事業所はボーナスカットしてはならないとしています。

介護職員処遇改善加算とは、要件をみたした事業所へ国が職員ひとりあたり月額37,000円支給する制度で、事業所はそのままボーナスにあてることが可能です。

支給された金額は給与への上乗せ以外に使ってはならず、他の用途へ使った場合は返還しなければなりません。

そのためボーナスを確実にもらって働くには、介護職員処遇改善加算の要件を満たす、利益の出ている施設へ転職する方法があります。

利用者数の多い施設ほど黒字を期待できるため、今よりも規模の大きな施設へ転職するか、夜間もサービスを提供する施設の方がボーナス支給割合が高いことから、夜勤もある施設への転職がおすすめです。

 

介護職の転職活動は情報が大切

 

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黒字経営の介護施設へ転職するには、情報収集が欠かせません。

求人票にわざわざ黒字経営の事業所だと明記する施設はほとんどなく、自分の手で経営状況を調べる必要があるからです。

そのため介護職の転職活動を成功させるには、情報収集を積極的に行いましょう。

テレビやインターネットなど身のまわりには情報があふれていますが、欲しい情報ばかりとは限らないため、必要な情報だけを選んで集めることがポイントです。

ボーナス支給のある職場で働くための転職には、友人・知人から信用できる情報の収集や転職コンサルタントへ相談してみましょう。

それぞれについて詳しく紹介します。

 

友人・知人からの情報収集

 

同じ介護職としてたずさわる友人・知人がいれば、施設の状況を聞いてみましょう。

ボーナスはあるか、いくらかという情報は親しくてもプライベートな内容のため、聞いても大丈夫な相手か考えてから尋ねます。

金額を聞けなくても職場での人間関係や休みの取り方、勤務体制などを聞くと、経営が順調でボーナスがあるかが想像しやすいでしょう。

現在の職場だけでなく過去の職場の生の声を聞けるので、友人・知人の口コミは貴重です。

もしリアルで聞ける相手がいなくても、SNSなどで交流のある介護職の人から情報収集する方法もあります。

信頼できる相手かを見極めて、転職の参考にしましょう。

 

・口コミサイトの信用性

介護施設ごとの口コミを集めたサイトがありますが、あくまで参考程度にとどめて、情報を信じ込まないことです。

実体験にもとづいた客観的な口コミもありますが、中には主観的な不満を書き込んだだけの口コミもあり、実体がわかりにくいものもあります。

あまりに良い内容の口コミは関係者が隠れて書き込む、またはお金を払って良い口コミを書いてもらっているかもしれません。

 

介護転職コンサルタントへの相談

 

ボーナスありの職場へ転職するには、転職コンサルタントへ相談する方法もあります。

転職コンサルタントは無料で利用でき、介護業界に特化した会社へ登録すると、あなたに代わって希望条件に合った仕事を探し、提案してくれます。

現在の職場をやめてから転職活動をしてもよいですが、できれば働き続けながら行った方が収入の途絶える心配がありません。

しかし多忙な毎日では十分な情報収集が難しいので、転職コンサルタントに情報収集を任せると便利です。

 

 

・転職コンサルタントのメリット

転職コンサルタントだからこそ持つ、特別な求人にも期待でき、似た条件でより給料の高い職場があるかもしれません。

転職コンサルタントは常に情報を更新し、最新の情報にもとづいた紹介や提案をするため、あなたに最適な情報を得るチャンスが期待できます。

 

紹介を受けた職場が気に入れば、あなたに代わって転職コンサルタントがその施設と連絡をとり調整を進めるため、あなたは仕事を続けながら連絡を待ち、休日を利用して面接などに出かけられます。

面接でうまく話せるか心配な人も、プロである転職コンサルタントが対策を行うので、安心して本番を迎えられます。

面接に限らず履歴書作成や働き方など、心配ごとの相談までサポートがあるため、個人で転職活動をするよりもスムーズに行動できるでしょう。

 

まとめ 介護職員のボーナス事情の今後について

 

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介護職の給料とボーナスは今後も増える見込みが高く、現在の職場で働き続けても上がっていくでしょう。

しかし大幅な増額を希望するときは、理想の給料・ボーナスの職場へ転職する方法があります。

ボーナスがない人で今すぐボーナスをもらえるようにしたければ、転職を検討してみましょう。

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