データでわかる介護職ストレス原因と解消方法

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介護1 介護職は大変な仕事でやりがいや楽しさを感じることもあれば、ストレスを抱えてしまうこともあります。 そんな介護職で抱えがちな辛いストレスの原因と解消方法について紹介します。

介護職の辛いストレス事情

介護2 介護の現場で毎日忙しく働くあなたは、楽しさややりがいを感じる場面があるものの、辛いストレスを抱えながら頑張っているのではないでしょうか。 実際に、あなたのほかにもストレスを抱えて介護業界で働く方々がいます。 介護職で働く方々はどのような原因でストレスを抱えるか、調査資料を基に紹介します。

データからわかる介護職のストレス

下記のグラフでは介護職の方がどんなことに強いストレスを感じているかわかるようになっています。 複数選択可能な項目になっているので、ご自身の状況と照らし合わせてみて下さい。 グラフ 参考:公益財団法人介護労働安定センター「介護労働者のストレスに関する調査結果報告書」   グラフからわかることとして介護職員は職場での人間関係・仕事の質と量・昇進昇級・定年後の仕事や老後の問題に対してストレスを抱えていることがあります。 特に職場の人間関係について40%以上 の介護職員がストレスを抱えており、精神的にもつらい仕事の多い現場だと伝わってきます。

介護職ストレス原因①:介護の仕事量が多すぎる・人手不足

超高齢化社会に向かっており介護職の需要は高まる一方ですが、介護職につく人が足りておらず、現場は常に人手不足の状態です。 十分なスタッフの確保ができていないにも関わらず仕事は増えるので、仕事が多すぎてストレスを感じる方々は多数います。 仕事の量が増える、それに伴ってストレスに耐え切れなくなる等の理由で人員は減るため、人材不足は慢性化しています。 政府が待遇改善の施策を打ち出すもののすぐには改善されず、現場の介護職員ひとりひとりの負担は増す一方・・・といった側面があります。 その結果、休みがとりづらい・休憩が少ない・残業が多いなどの理由からストレスがたまり、介護職を辞めてしまう方も少なくありません。

介護職ストレス原因②:介護職場の人間関係が辛すぎる

介護施設は少人数でチームを組んで働くため、たとえ苦手な相手とでも仕事をしなければならないことがあります。 苦手な相手とコミュニケーションをしっかりと取りながら、スムーズに業務を進める必要があり、それだけでも大きなストレスを感じてしまうでしょう。 介護施設によって、介護職員同士だけでなくケアマネージャー・医師・看護士・理学療法士・作業療法士などあらゆる立場のスタッフと関わる機会があります。 立場が違えば考え方の合わないケースがあり、意見のすれ違いが原因でストレスを抱えがちです。 うまく意見が合わないことをくり返すと、ストレスが溜まるだけでなくパワハラ・陰口・いじめ・不当な扱いなどの原因になるケースもあります。

介護職ストレス原因③:介護職の給料・将来が不安すぎる

介護の現場は慢性的な人材不足の影響で、担当する仕事が増えて辛い状況にあります。 給料は仕事量に比例しては上がらず、割りに合わないと感じる方は多いようです。 仕事にかける時間がどうしても短くなり、納得のいく仕事ができないストレスまで抱えてしまい、やりがいを見失うこともあるでしょう。 介護の仕事で感じた喜びをまた感じたくて続ける方も、忙しさに振り回されている状況にあります。 仕事量に対する給料の少なさは、今後この職場で働き続けても大丈夫かと、将来への不安にも繋がります。

介護職のストレス対処法

介護3 人間関係や給料など、ストレスに耐えながら懸命に働く介護職の方々は、世の中に不可欠な存在です。 世の中に必要とされていても苦しい状況に置かれ続ければ、辞めたくなっても無理はありません。 介護の仕事を続けたいと考える方々のために、働きやすくなる提案をいくつかさせて頂きたいと思います。

介護職ストレス対処法①自身の仕事内容、達成感や喜びを思い出してみよう

「介護労働者のストレスに関する調査結果報告書 p77 6)仕事に対する達成感・喜び」 によると、「入居者の笑顔に喜びを感じる」の回答は「いつも感じる」と「よく感じる」が最も多く、回答者全体の65.6% います。 このことから、利用者さんとの良好な関係が互いを幸せにしているとわかります。 「介護の仕事を通じて人間的に成長した」と感じる方は回答者全体の35.4%と次いで多く、介護の現場で利用者さんへ行った介助で達成感や喜びを感じています。 仕事が忙しすぎて思うように働けないと、嬉しかった気持ちや達成感を忘れがちですが、もう一度嬉しさや充実感を思い出してはいかがでしょうか。 介護の仕事はお年寄りの生活援助がメインですが、利用者さんが快適に暮らすため、または自立して生活し続けるために欠かせない人材です。 あなたの活躍が、利用者さんとそのご家族の幸せな暮らしに役立っていることは間違いありません。 大変ではありますが立派な仕事をしていると思いつつ、これまでの嬉しかった体験や達成感を思い出してみてください。

介護職ストレス対処法②職場に相談・アドバイスしてくれる相手を見つけよう

ストレス解消法のひとつに仕事の悩みを誰かに相談することがあり、話すだけでも状況を整理できてストレスの原因がわかります。 精神療法でも誰かに悩みを話すことが大切といわれるので、介護の仕事での悩みを話す相手がいればストレスの発散に役立ちます。 介護職で働く方の71.7%が「同僚」、56.2%が「家族友人」、50.7%が「上司」に悩みを相談しています。 参考:「介護労働者のストレスに関する調査結果報告書 p77 勤務先で相談・アドバイスしてくれる相手」 まずは身近な人で話を聞いてくれる・頼れる方を探してみてはどうでしょう? 人を助けるのが介護のお仕事ですが、人に頼って、助けてもらうことも必要なはずです。

介護職ストレス対処法③介護職は売り手市場、思い切って転職しよう

介護の現場は更に需要が高まるにもかかわらず、既に人手不足の施設が多く、仕事量は年々増えていきます。 給料が少しずつ上がるものの休みが思うようにとれず、「割りに合わない」と感じるほどの忙しさで、心身に疲れストレスのたまりやすい状況です。 元々関わる人が多く人間関係が複雑になりがちな介護の現場では、忙しさも相まって、修復不可能な状態に陥るかもしれません。 人間関係が良好でない職場はストレスが大きく、いくら利用者さんの介助は好きでも続けられなくなってしまいます。 しかし介護の仕事は売り手市場なので、上手に転職して新たな職場で気持ち良く働くチャンスがあります。 たとえば仕事量を抑えて同じくらいの給料の施設へ転職すれば、喜びや充実感を得られる働き方ができるはずです。 離職率が低く職場スタッフ同士の人間関係が良好な施設へ転職できれば、辛い人間関係で悩み続ける日々から解放されるでしょう。 転職活動は働きながらでもできるため、新しい環境で納得のいく働き方がしたい方は理想の職場探しをしましょう。 インターネットを使い、通いやすい近場の介護施設から理想の条件に合う職場を探すのはいかかでしょうか? 「情報収集はめんどくさい・・・誰か代わりにやってくれないかな」と感じる人にはコンサルタントに相談することをおすすめします。 コンサルタントと言っても料金は無料で、ご自身のキャリアの相談、希望先にあった求人情報を提供してくれます。 求人情報はどんどん更新されるため、ご自身で追っていくのは非常に大変です。 転職市場のプロ、特に介護現場を専門にしている求人サイトのコンサルタントに一度相談してみては如何でしょうか? コンサルタントへのお仕事相談はこちらから

まとめ

介護職は辛く大変な業務の多い仕事ですが、利用者さんが快適に暮らすため、自立して生活するためのサポートをする社会的にも重要な仕事です。 利用者さんとそのご家族、さらにその周りを取り巻く人々にとって、介護の現場で働く方々は貴重な存在です。 ストレスや悩みも抱えがちな仕事ですが、上手に解決しあなた自身を大切にしながら介護の仕事を続けてください。
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