【2023年最新版】介護職用 履歴書の書き方2 項目別 その1(氏名から学歴)
日付・氏名・年齢欄の書き方
履歴書の日付・氏名・年齢欄へ記入するとき、迷いやすいポイントをどのように書くか解説します。分かっていたつもりでも実は間違っているかもしれないため、一度確認のために見てみてください。
日付は提出する日を書く
履歴書の日付には提出日を書き、郵送の場合は投函日、面接で提出する場合は面接の日付を書きます。中には記入した日を書く人もいますが、投函や持参日まで何日もあくと最新の情報とはいえません。応募書類は最新の情報を書くことがマナーのため、必ず投函日または持参する日付を書きましょう。西暦と和暦はどちらで書いても構いませんが、履歴書全体で統一し、採用担当者が見やすいよう配慮します。混在すると「気遣いの足りない人」とマイナスイメージを持たれる可能性があります。投函や提出まで時間がある場合、当日まで書かずに保管する方法もおすすめです。都合が悪くなり投函や持参ができず日にちを変更した場合でも、日付を空欄にしておけば、全て書き直す手間が省けます。
氏名は戸籍謄本のまま書く
氏名欄には、戸籍謄本に登録の字体をそのまま書きます。難しい漢字の場合、普段は省略し簡単な漢字で代用する人もいますが、雇用手続きなどに正式な氏名が必要です。パソコンで変換しても出ない文字は分かりやすく手書きするなどして、正しい漢字を書きましょう。ふりがな欄にも忘れずに記入します。
投函・面接当日の年齢を記入
満年齢の欄は、投函日や面接日時点での実年齢を書きます。投函日または面接日までに誕生日をまたぐ場合、注意しましょう。七五三や喜寿など長寿のお祝いなどには数え年に従う風習がありますが、介護職へ応募する履歴書には満年齢を書きます。満年齢は生まれた年を0歳、数え年は生まれた年を1歳とする年齢の数え方です。
住所・電話番号・メールアドレス欄の書き方
履歴書の住所・電話番号・メールアドレス欄も、忘れず記入しましょう。住所は採用が決まった後の雇用手続きや、採否通知を郵送で送る場合に使われます。電話番号やメールアドレスも応募者との連絡に使う可能性が高いため、正しい情報を分かりやすく書きます。ここでは、住所・電話番号・メールアドレスの記入のポイントを説明します。
住所の書き方
郵便番号は算用数字で正しく書き、分からなければ郵便番号検索して調べて記入します。住所は都道府県名から省略せずに書き、数字は算用数字を使いましょう。漢数字の「一(いち)」と「-(ハイフン)」の区別がつきづらいためです。長い住所は2行使って書き、バランスよく収まるよう文字の間隔を考えてから書き始めます。ふりがな欄も記入しますが、市町村名までで構いません。
連絡先の書き方
住民票と現住所が同じ場合「同上」と書くのみで、戸籍上の住所と住んでいる場所が異なる場合は、現住所を連絡先欄へ記入します。一時的に親戚の家などへ住んでおり名字の違う家に書類を送ってもらう場合は、「〇〇方」と書き添えましょう。
引越し予定があるときは
住所欄は原則、住民票記載のものを書きますが、新住所が分かっていれば連絡先欄へ新住所を記入します。〇月〇日転居予定ですと書き添えておきます。まだ引越し先が決まっていない場合は、連絡先の欄へ引越し予定があることと、引越し先未定の旨を書きます。
静岡県の郵便番号確認ツール
静岡県の郵便番号の検索ツールを載せておくので、郵便番号が分からないときに利用してください。普段、郵便番号を記入する機会があまりなく、うろ覚えの人も念のため確認をおすすめします。なお合併した市町村などは郵便番号変更の可能性があるため、必ず確認の上記入してください。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-zip/zipcode.php?pref=22
電話番号は携帯でもOK?
電話番号は携帯電話でも固定電話でも構いませんが、つながりやすい方を書きます。固定電話がある場合は、あわせて書くことをおすすめします。携帯電話のみでは採用に不利、ということはありません。
メールアドレスはパソコン用を
メールアドレスは、できるだけパソコンのアドレスを記入しましょう。フリーメールでも個人のメールアドレスでも構いません。ただし、在籍中の会社のメールアドレスを連絡先に記入することは避けます。
印鑑は押すべき?証明写真は?
履歴書の中には印鑑を押す欄が載っているタイプもあります。証明写真は全ての履歴書で必要となるため、忘れずにはりつけましょう。印鑑欄と証明写真欄での注意点を説明します。
履歴書に使う印鑑
印鑑欄がある場合忘れずに押印しますが、朱肉不要のスタンプタイプではなく、朱肉をつけてから押す印鑑を使います。旧字体であれば旧字体の、正式な自分の名字の印鑑で押しましょう。介護施設の応募要項に、「履歴書への押印必須」と記載があれば、押印欄のある履歴書を使いましょう。
証明写真の注意点
履歴書の証明写真は、横3cm×縦4cmのサイズで3か月以内に撮影したものを使います。剥がれ落ちたときに備えて、裏面に油性ペンで氏名と生年月日を記入がおすすめです。写真を撮る服装は面接へ出向くときと同様で、スーツ着用またはシャツにジャケットをはおります。前髪は目にかからないよう整え、帽子・サングラスは外した状態で撮りましょう。口角は上げますが、歯が見えない程度にとどめます。
学歴の書き方
学歴の書き始めに決まりはありませんが、介護施設へ転職する場合は、高校以降を書きます。義務教育ではない高等学校入学から記入し、入学・卒業年は西暦または和暦で統一します。履歴書の日付欄へ西暦で記入した場合は西暦で統一しましょう。
学校記入例
〇年△月 〇〇高等学校 普通科 入学
〇年△月 〇〇高等学校 普通科 卒業
学校名から、学科やコースまで略さず全て書きます。
学歴に中退があるケース
中退した年月に「家庭の事情により中途退学」と書きましょう。どのような理由にしても、中退を隠したいと思う人はいるでしょう。しかし卒業と偽ると学歴詐称になるため、間違いのない正確な学歴を記しましょう。
履歴書の日付から学歴までもれなく書こう
履歴書の欄には、全て正確な情報をもれなく書きます。日付は投函日または持参する日を記入し、氏名は戸籍上のもの、年齢は投函日または面接日時点で記入しましょう。住所・電話番号・メールアドレス欄は、応募先からの連絡を受けるために必要な情報です。正確に分かりやすく書き、引越の予定があれば添えておきます。印鑑欄があれば押印をし、証明写真は決まりに従って撮影し規定のサイズに沿って貼りつけましょう。学歴は高校入学から学校名などを省略せず正しく書きます。情報のもれや嘘があると採否に関わる可能性があるため、十分確認して履歴書の欄を埋めましょう。
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